銀婚式・金婚式・ダイヤモンド婚式とは?何年目を指すのか、その由来も詳しく解説

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結婚記念日は、夫婦にとって重要な節目を祝う日であり、銀婚式、金婚式、ダイヤモンド婚式などがあります。

この記事では、それぞれの年数や由来、祝い方を紹介します。

皆様のお祝いの参考になれば幸いです。

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結婚記念日の意味と起源

結婚記念日は、夫婦が結婚した日を記念して祝う日です。

毎年、その日を振り返りながら夫婦の歩みを祝います。

「今日はお父さんとお母さんの結婚記念日なのよ」といった話を聞いたことがある方も多いでしょう。

結婚記念日の概念は日本発祥ではなく、イギリスから伝わりました。

結婚記念日には多くの種類があり、年数ごとに異なる名前がつけられています。

日本での結婚記念日の広まり

日本で結婚記念日が広まったのは、明治27年に明治天皇と皇太后が結婚25周年を祝った「銀婚式」がきっかけです。

この祝典は大きなイベントとなり、新聞や記念切手、花火などで盛大に祝われました。

この「銀婚式」が日本初の結婚記念日の式典であり、それがきっかけで結婚記念日の概念が広まりました。

結婚記念日の数え方

結婚記念日は、結婚した年を0年目とし、その1年後が結婚1周年となります。

例えば、2024年に結婚した場合、2025年が結婚1周年の「紙婚式」、2026年が結婚2周年の「藁婚式・綿婚式」となります。

結婚記念日には多くの種類があり、それぞれの年数に応じた名前があります。

紙婚式とは?

結婚1周年を祝う「紙婚式」は「かみこんしき」と読みます。

紙婚式は「家の誕生日」という意味があり、紙製品を贈る習慣があります。

例えば、「本」「アルバム」「手帳」などが人気の贈り物です。

藁婚式・綿婚式とは?

結婚2周年の記念日は「藁婚式・綿婚式」と呼ばれます。

これは、結婚生活にまだ慣れ始めたばかりの二人の関係が、綿のように柔らかく、まだしっかり固まっていないことを象徴しています。

「綿婚式」には、ハンカチやスカーフなどの綿製品を贈る習慣があります。

革婚式とは?

結婚3周年の記念日は「革婚式」と言います。

3年目は結婚生活に慣れ、倦怠期に差し掛かることが多い時期とされています。

そのため、革のように強く美しく、経年変化を楽しむように夫婦の関係を続けられるようにとの願いを込めて、革製品を贈り合います。

花婚式とは?

花婚式は結婚4周年を祝い、花が咲き、根を張り、実がなるように家庭に幸せが訪れることを表します。

家庭に華やかさを添える季節の花を贈り、二人の思い出を振り返りながらお祝いします。

木婚式とは?

木婚式は結婚5周年を祝う記念日です。

「きこんしき」または「もっこんしき」と読みます。

これは「夫婦が1本の木のように一体になる」という意味を持ちます。

英語では「A Wooden Wedding」と表現されます。

鉄婚式とは?

結婚6周年の記念日は「鉄婚式」と呼ばれます。

この名前には「鉄のように強く、困難に負けない人生を」という意味が込められています。

二人の鉄のように強固な絆を再確認する日です。

銅婚式とは?

結婚7周年を迎えると、経済的に安定し、家族が増えていることも多いでしょう。

その安定した家庭の状態を「銅」に例えて「銅婚式(どうこんしき)」と呼びます。

青銅婚式・ゴム婚式とは?

結婚8周年の記念日は「青銅婚式」または「ゴム婚式」と呼ばれます。

青銅は銅に錫を混ぜた合金で、強度が増し、美しさも増します。

その特性が結婚8年目の夫婦にふさわしいとされています。

青銅にちなんでアクセサリーをプレゼントすることが多いです。

陶器婚式とは?

欧米では結婚記念日ごとに名称があり、その名称にちなんだ贈り物を贈る習慣があります。

この風習が日本にも伝わり、9周年の結婚記念日は「陶器婚式(とうきこんしき)」と呼ばれます。

「鉛婚式(なまりこんしき)」と呼ばれることもあります。

陶器婚式では、ペアのマグカップや夫婦茶碗などの陶器製品を贈り合います。

錫婚式とは?

結婚10周年は「錫婚式(すずこんしき)」と呼ばれます。

これは10年の歳月を経て「錫のように柔軟で美しい夫婦になった」という意味が込められています。

また、錫と同様に柔らかさと美しさを持つ「アルミ」にちなんで「アルミ婚式」とも呼ばれます。

銀婚式とは?

銀婚式は結婚25周年を祝う特別な日です。

明治天皇と皇太后が日本で初めて銀婚式を行ったことがその始まりです。

銀は磨くと輝きが増すことから、銀婚式も夫婦の関係が年々深まることを象徴しています。

贈り物としては、銀製のアクセサリーや時計が人気で、夫婦で贈り合うことが一般的です。

銀婚式を迎える頃、多くの夫婦は子育てを終え、生活が安定している時期です。

そのため、結婚指輪を新調したり、海外旅行を楽しむ夫婦も多くいます。

金婚式とは?

金婚式は結婚50周年を祝う記念日で、長い夫婦生活が金のように貴重であることを意味します。

贈り物としては金製のアクセサリーやゴールドを基調とした品物が人気です。

この頃の夫婦は高齢になっているため、家族全員での旅行やお食事会など、負担の少ない方法でお祝いすることが一般的です。

夫婦二人での旅行が難しい場合、日帰り旅行や思い出の場所へのデートも選ばれています。

ダイヤモンド婚式とは?

ダイヤモンド婚式は結婚60周年を祝う日です。

ダイヤモンドの石言葉「永遠の繋がり」「変わらぬ愛」にちなんで、夫婦の絆と愛を讃えます。

高価なダイヤモンドの贈り物よりも、移動の負担を減らしたお食事会や、日常で使える実用的なプレゼントが喜ばれます。

中には、祖母が孫にダイヤモンドのアクセサリーを譲るという感動的なエピソードもあります。

これは「次はあなたの番」と結婚生活の幸せを願う気持ちからです。

これ以外にも、結婚15年目までは毎年、15年目以降は5年ごとにそれぞれ名前が付けられています。

まとめ

結婚記念日は、夫婦が結婚した日を記念して祝う日です。

25周年の銀婚式、50周年の金婚式、60周年のダイヤモンド婚式が代表的です。

それぞれの記念日には、名前にちなんだ贈り物や、旅行、デートなどが一般的な祝い方です。

夫婦の年齢や体力を考慮したお祝い方も増えており、長い間連れ添うことの尊さを感じながら、思い出に残る一日を過ごしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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