水筒に入れる水道水は安全?保存時間と浄水器の活用方法

雑学

最近はどこでもマイボトルを持ち歩くのが流行っていますが、水筒のお手入れは案外手間がかかります。

例えば、お茶を入れると茶渋が付着し、漂白などが必要で面倒ですね。

そう考えると、手軽さと経済的な観点から水筒に水道水を使用するのはどうでしょうか? 水道水なら水筒がそれほど汚れないため、簡単に洗うだけで済みます。

この記事では、水筒に水道水を入れることの利点、どれくらいの時間持続するか、そして浄水器を使用した水を入れるとどうなるかについて詳しく説明します。

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結論:水筒に水道水を入れてもOK!

水筒に水道水を使うのはおすすめです!

水筒に水道水を入れるメリットは数多くあります。

何より、蛇口からすぐに利用できるため便利ですし、お茶を作るような手間やコストを考えれば、水道水は経済的です。

特に、お茶のためにお湯を沸かしたり茶葉を購入したりする必要がなく、水道水は茶渋が付きにくいため、お手入れも楽です。

また、水道水には適量の塩素が添加されており、保存時の劣化を防ぐ効果があります。

お茶と異なり、加熱して塩素が抜けることがないので、水筒で持ち運びしても安心です。

ただし、塩素が気になる方もいるかもしれませんが、水道水に含まれる残留塩素は非常に少なく、ステンレス製の水筒を使用しても腐食の心配はほぼありません。

ただし、塩素系の漂白剤を使うのは避けましょう。

天然水のペットボトルと比べても、味にこだわりがなければ、水筒で水道水を使うのは非常に効果的です。

水道水は水筒で何時間保存できる?

水道水には塩素が含まれているため、保存性は比較的高いです。

一般的に、常温での保存期間は約3日、冷蔵庫内では約10日が目安とされています。

しかし、水筒を使用する場合は、直接口をつけることが多いため、保存期間が短くなることがあります。

特に、お茶などと比較して水道水は腐敗しにくいものの、水筒に入れた場合は、できるだけ当日中に消費し、その後はしっかり洗浄することが推奨されます。

また、保冷や保温機能を持つ水筒では、温度が一定に保たれるのは数時間です。

そのため、長時間保存する必要がある場合は、冷蔵保存するか、同日中に飲みきることが望ましいです。

さらに、水筒の衛生状態を保つためには、水筒自体の除菌も重要です。

水筒の内部が汚染されていると、中の水も汚れやすくなります。水筒の洗浄に加えて、定期的に煮沸消毒を行うことで、水筒の中の水をより清潔に保つことができます。

水道水を浄水器に通して水筒に入れるとどうなる?

水道水を浄水器で処理してから水筒に入れるとどうなるか説明します。

カルキの臭いが苦手な人の中には、水道水を浄水器で処理して使っている人も多いです。

キッチンの蛇口に直接取り付けるタイプの浄水器が家庭で増えています。

ただ、浄水器で処理した水は塩素が取り除かれるため、腐敗しやすくなります。

保存する際は、冷蔵庫での保管でも1日程度が目安です。

水筒で持ち歩く場合は、一度に飲み切れる小さめのボトルが適しています。

また、最近人気を集めているのは、浄水フィルターが内蔵された水筒です。

このタイプの水筒は、数ヶ月ごとにフィルターを交換する必要がありますが、手軽に水道水を浄水できるため、利用者が増えています。

まとめ

水筒に水道水を使うのは非常に便利です。

水筒に入れるのは簡単で、水は汚れにくく腐りにくいため、多くのメリットがあります。

また、水道水の塩素濃度が低いため、ステンレス製のボトルでも腐食の心配はほとんどありません。

水道水に含まれる塩素によって、水が長持ちするイメージがありますが、水筒に入れた水はできるだけその日のうちに飲み切って洗うことが推奨されます。

さらに、浄水器を通すと、水道水の塩素が除去されカルキ臭も軽減されますが、その分保存性は下がるため、水筒で持ち歩く際は特に注意が必要です。

 

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