五月人形は何歳まで飾るべき?大人になったらどうするか調査してみました!

5月

五月人形は、端午の節句に子どもの成長を願って飾るものです。

これは、男の子の健やかな成長を祝う日本の伝統行事の一つです。

しかし、子どもが成長するにつれて「何歳まで飾るべきか」や「大人になったらどうするか」といった疑問を抱く方も多いでしょう。

そこで今回は、五月人形を何歳まで飾るか、大人になったらどうするかについて調査しました。

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五月人形は何歳まで飾る?

五月人形は何歳になっても飾り続けることができます。

子どもの成長を願う気持ちは、年齢に関係なく変わらないものです。

お気に入りの五月人形を長く飾ることには問題ありません。

しかし、実際に何歳まで飾るかについて悩む方も多いでしょう。

そこで、「何歳まで飾るか」の参考になる区切りとして、以下の4つをご紹介します。

  1. 7歳まで(神様とされる年齢まで)
  2. 15歳まで(元服の年齢)
  3. 成人まで
  4. 制限を設けない

基本的には制限を設けず、家庭の状況や子どもの様子に合わせて決めていくのが良いでしょう。

進学や就職、その他のライフスタイルの変化によって飾らなくなることもありますが、それが飾り終えるタイミングかもしれません。

大人になったら五月人形はどうする?

五月人形は、子どもの成長を祈るための人形ですが、子どもが大人になった後はどうするべきでしょうか。この際には、以下の二つの選択肢があります。

  1. 子どもの成長を支えてくれた五月人形を大切に保管する
  2. 一定の区切りをつけて手放す

五月人形を大切に保管する場合、年齢に関係なく飾り続けることができます。

子どもが巣立った後も、子どもの成長を振り返る機会となります。

インテリアや季節の行事として楽しむのも良いでしょう。

一方で、五月人形が役目を終えたと感じた場合は、適切な方法で手放すことも考えられます。

誰かに譲ることも可能ですが、厄を引き継ぐ可能性があるため推奨されません。

そのため、適切に処分することになります。

五月人形を出しっぱなしにしていてもよい?

結論から言うと、五月人形を年中飾っておいても問題ありません。

五月人形や子供大将のような美しいものは、インテリアとしても楽しめますし、子どもを守る意味を持つ五月人形を一年中飾る方もいます。

しかし、端午の節句は季節を感じる行事でもあるため、季節の変わり目を意識し、節句が過ぎたら天気の良い日に片付けるのが本来の過ごし方かもしれません。

五月人形を年中出しておかない理由

五月人形は男の子が成人するまで毎年飾るものです。

しかし、20年間も出しっぱなしにしておくとどうしても傷んでしまいます。

綺麗な状態で毎年飾るためには、端午の節句の時期だけ飾り、それ以外の時期は保管することをおすすめします。

年中出しっぱなしにしない方が良い五月人形

五月人形は通常、端午の節句の時期に1ヶ月程度飾ります。

時々ほこりを払う程度であればそれほど傷むことはありませんが、何ヶ月も出しっぱなしにすると、どんな人形も傷んできます。

特に、顔や手足が胡粉(ごふん・塗料)仕上げのお人形は傷みやすいです。

また、木目込み仕上げの鎧や兜も年中出しっぱなしにしない方が良いでしょう。

一方、陶磁器でできた、ほこりが付きにくい光沢のある五月人形や、水洗いできる樹脂製の五月人形であれば、一年中飾ることも可能です。

ケース入りの五月人形なら年中飾ってもOK

ケース入りの五月人形であれば、ほこりや汚れを防げるので、ある程度は年中出しっぱなしでも大丈夫です。

お気に入りの五月人形を節句が終わったら片付けるのがもったいないと思う方もいるでしょう。

ケース入りであれば、年中飾って楽しむことができます。

とはいえ、五月人形は季節を楽しむ行事の一環でもありますので、端午の節句の時期に飾って楽しむのが一番です。

五月人形の処分方法と費用

五月人形の処分は、一般的に子どもが成人した時期が目安とされています。

供養する場合の費用は以下の通りです。

  • 神社やお寺:約3,000円から10,000円
  • 人形供養専門業者:約5,000円から10,000円

神社やお寺での供養は、お清めやお焚き上げが行われるため、安心してお別れできます。

また、人形供養専門業者に依頼することもできます。

全国から宅急便で受付けてくれるため、近くに供養できる場所がない場合にも利用しやすいです。

まとめ

今回は、五月人形を飾る年齢や処分方法、供養する場合の費用について調べました。

  • 五月人形を何歳まで飾るかは、家庭の事情やライフスタイルに合わせて決めると良いでしょう。
  • 一般的には「7歳」「15歳」「成人」「制限なし」の4つの区切りがあります。
  • 子どもが大人になった時の五月人形の扱いには、「大切に保管する」と「区切りとして手放す」という二つの考え方があります。
  • 五月人形の処分は、子どもが成人した時が目安となります。
  • 供養の費用は、神社やお寺で約3,000円から10,000円、人形供養専門業者では約5,000円から10,000円です。

購入後の五月人形の扱いについて考えるのは難しいことですが、子どもの成長を見守ってくれた人形には感謝の気持ちを込めて、適切に対処しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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